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先日は神戸の画廊、ギャラリー・ロイユ様に林由紀子様の個展「プロセルピナに花束を」を
拝見致して参りました。

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会期初日で在廊されておられました林様、そしてオーナー様にお話を
伺う事が出来ました。
林様、オーナー様お忙しい中ありがとうございました。
今回の展覧会は関西では二回目、約一年ぶりの個展となります。
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画廊に足を踏み入れますと、L字型の室内の右側壁面にペン画、そして左壁面と奥の
スペースにはおなじみの銅版画による蔵書票が整然と展示されておりました。
期待に胸をときめかせながら歩を進めます。

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こちらがペン画です。透明水彩で淡く彩色されており、大変美しいです。
林様のもともと制作の開始点がペン画だったそうでございますが、途中銅版画を知り
ペン画からは遠ざかられておられたそうです。それが昨年作品集用の小品を制作された事が
きっかけで、制作を再開されたので、作品として本格的に展示されるのは実に数十年ぶりとか。

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こちらは中世の彩色写本をイメージされて制作された銅版画。
この作品が「紙魚の手帳」に登場する銅版画で、蔵書票制作のきっかけとなったそうです。
背景の金色が大変豪奢で印象的です。

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こちらはお一人の票主の為に制作された五枚組の蔵書票。
これらの作品も淡く彩色されており、線の繊細さとあふれる気品に思わず
ため息が出てしまいます。

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画廊の棚に置かれた小作品。額は林様が長年集められたコレクションだそうでございます。
右上の本は古裂等をしようされてご自身で装丁された文庫本。
どちらもセンスがたいへんよろしいですね。

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貴重な原版も展示されておりました。
林様はエングレーヴィングという刃物で直接銅板に線を刻まれる方法で制作されておられます。
小さな物ですが、なかなか目にする機会のない物ですので、お見逃しの無き様。

展示数も多く、久々に林様の作品世界を堪能させて頂きました。
会期は今月27日まで。
林様は26、27日に再度在廊されるそうですので、直接お話を伺いたい方はその両日に足を
お運びくださいませ。
11/06|展覧会レポートコメント(4)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
さすがに林様は、完成された仕事をされますね。
ペン画も描かれるとは知りませんでした。

作品の数もすごいです。

ギャラリーロイユ、広いですね。
From: 清八 * 2011/11/12 09:42 * URL * [Edit] *  top↑
管理人のみ閲覧できます
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From:  * 2012/07/23 20:54 *  * [Edit] *  top↑
はじめまして
ご高覧ありがとうございます。

アルフォンス先生素敵ですよね。
しばらくお目に掛かっておりませんので、お元気にされておられると
よろしいのですが…。

ifaa田中様はツィッターで時折呟かれておられますね。

実は先日も大阪の方で林様の個展がございました…。
最近ブログは更新が滞っております。
最新展覧会情報につきましてはツィッターの方でご確認頂けましたら幸いです。
https://twitter.com/jf2002
今後もよろしくお願い致します。
From: 海月 * 2012/07/24 17:14 * URL * [Edit] *  top↑
こんにちは
> さすがに林様は、完成された仕事をされますね。
> ペン画も描かれるとは知りませんでした。
> 作品の数もすごいです。

ペン画は久しぶりに制作されたとか。
大変見応えのある展示でございました。

> ギャラリーロイユ、広いですね。

写真では広く写っていますが、実際は
程よくこじんまりした感じですね。
From: 海月 * 2012/07/24 17:18 * URL * [Edit] *  top↑
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