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みそら「宿り木」


みそらの作品には、しばしば樹のモチーフが現われる。

みそら「臨月」


それも節くれだった根と幹を持ち、数千年もその地に屹立し続けているであろうと思える大樹だ。
その大樹に取り込まれ幹と同化した、あるいは少女の姿に化身した木霊であろうか、
虚ろな眼を開き横たわる少女。そして、その身を犯す根を愛おしそうに愛撫する少女…。

みそらはそれらを極細のペンと水彩絵具を使い、根の襞一つ一つに至るまで
丹念に描写してゆく。

みそらは幼少の頃から絵を描く事を何より好み、友達が遊びに誘いに来ても、
家で絵を描くほうを選ぶ事もしばしばだったそうである。
そんな少女の頃のある日に一本の大木をスケッチした事がきっかけで、その魅力に目覚める。

樹の美しさについて語るみそらは、まるで子供の頃に帰ったかのように、とても楽しげだ。
そう多分、あの日樹に棲む何者か、木霊のような何者かに取り憑かれてしまったのだ。
大樹に取り込まれ、また我が身に樹を宿す少女たちは、みそらの姿そのものなのかも知れない。

今夜もみそらは木霊の園で魂を遊ばせているのだろうか。

みそら「沈黙」

06/26|作家紹介コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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